お金を貯めるには具体的な目標設定が大事です
「とにかく貯める」、貯蓄をする上でこのような目標を持っている人はいませんか。
これは目標というには少し漠然としすぎていて、場合によっては貯蓄のモチベーション低下に繋がります。
逆に目標が身近なところにあると、人はそれを原動力として受け止めますので、貯蓄においても具体的で身近な目標を持つことが大切になるのです。
例えば、最終的に1000万円の貯蓄を考えているなら、いきなり1000万円というお金の額を目標にするのではなく、最初は100万円くらいから目指してみてはいかがでしょう。
目標を小分けにするというのは大切で、あまりにも低すぎる目標でもいけませんが、間近で達成できそうな値に設定することで貯蓄を楽しむことができるのです。
年間100万円の貯蓄目標を計10回達成するのと、10年で1000万円の貯蓄目標を達成するのでは、同じ金額であっても難易度が異なってきて、これは人の気持ちの部分が大きく関わってくるからです。
さらに、上のように目標を小分けにして、1回1回の目標達成にご褒美をつけてあげるのもよい方法となります。
目標を達成した際に自分にご褒美をあげよう
目標達成につき旅行をしたり、少し大きめの買い物をするといったご褒美を設定することによって、一時的にお金の貯蓄額は減ってしまいますが、そのご褒美を糧にして貯蓄を続けることができるのです。
貯蓄額自体は簡単な計算で導き出すことができますが、そこに複雑に絡んでくる人間の感情は簡単には計算できないので、目標やご褒美といった対策によって上手にお金の貯蓄を続けてみてはいかがでしょうか。
年間で100万円という目標は、年収300万円程度ならば、簡単に達成できる目標でもありませんし、少し頑張れば問題なく達成できる目標でもあるので、貯蓄目標としては丁度良い目安になるはずです。
これが年間200万円となってくると、貯蓄をするためだけに生きている生活となってしまいますので、やはり適度な目標設定はお金の貯蓄において大切だといえるでしょう。